■セレンとは
セレンは、ビタミンEの60倍以上の抗酸化作用を持っており、ビタミンEや亜鉛などと共に摂るとがんの予防や老化防止、生活習慣病の予防にも有効だと言われています。
セレンの効果・効能
私たちの体は、常に活性酸素の攻撃にさらされていますが、セレンは細胞を酸化から守る酵素(グルタチオン・ペルオキシダーゼ類)の構成成分となっており、この酵素が、ビタミンEやSOD(抗酸化酵素・スーパーオキシドジスムターゼ)などと一緒に、体の酸化を防ぐように働いています。
また、セレンは、血圧を調整するホルモンに作用し、血管を拡張させたり、血液が固まるのを防ぎます。
セレンを摂ることによって、細胞の老化を遅らせ、動脈硬化、心筋梗塞などの血栓症や糖尿病、白内症の予防になります。
さらに、セレンは、水銀、カドミウム、ヒ素などの有害物質の解毒の効果があります。
普通の食事をしていれば不足することはないと思われますが、慢性的にセレンが不足すると、体が酸化されやすくなり、発育不全、心筋症、い臓・肝臓機能の低下、男性の生殖能力低下、不妊症発ガンのリスクが高くなることなどがあらわれることがあります。
セレンを多く含む食材
まぐろ(生)、かつお、たらこ、明太子、干しえび、うに、牡蠣、、鶏卵、玄米、小麦 胚芽、レバー、肉類、にんにく、 たまねぎ、米ぬか等に多く含まれます。
セレンの1日に必要な量
まぐろ(生)、かつお、たらこ、明太子、干しえび、うに、牡蠣、、鶏卵、玄米、小麦
胚芽、レバー、肉類、にんにく、 たまねぎ、米ぬか等に多く含まれます。
セレンの1日に必要な量
成人男子:30μg 成人女子:25μg
※許容上限摂取量:成人男子260~300μg、成人女子210~230μg
セレンの過剰摂取は、通常の食生活ではほとんどありませんが、サプリメントなどで摂り過ぎると、肌荒れ、脱毛、吐き気、胃腸障害等の中毒症状が現れることがありますので注意が必要です。
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